-DIYリフォーム歴代記録2- 平屋のいえ 2004年

-DIYリフォーム歴代記録2- 平屋のいえ 2004年

POPEYEのいえ から3年。私は大学卒業後、地方のメーカーへ就職し新たな地へ移り住んでいました。1年間は研修の都合で6畳一間の寮生活をしていたのですが、まあまあ大きくてDIYがOKな平家が見つかります。この記事は、そんな平屋を社会人でありながら学生のノリでDIY改装してしまった 改装2軒目 のおはなしです。

テンションの下がる6畳一間の寮生活

冒頭でも触れましたが、会社の寮は県営団地の様なもので3人1組で一世帯分をシェアしたものでした。下の間取りを見ると分かる様に、玄関は一つ、その中の3部屋にカギ付き扉を付けて一応個室になるようにしているだけ。隣と音は筒抜けだし、キッチン、トイレは共同、プライバシーはほぼありません。

寮の間取り
寮の間取り。橙色がわたしの部屋で運良く6畳部屋だった

家賃は光熱費込の天引きで激安(1.2万とか)でしたから、4年位はこの寮で生活して「結婚資金でも貯めなさいね」というのが会社の推奨パターン。だったのですが…テンションは下がります。そして思ってしまったんですね。「何かが足りない…。」と。

寮生活に何か物足りなさを感じる

この頃は仕事が終われば寝に帰る毎日。それだけ考えれば寮の生活は必要十分でした。ただ、クリエイティブな職種だった事もあり、だんだんと「この部屋で面白い事が考えられるのか?」と考え始める様になります。
DIYという作業の中には、思考や気づきがあって何より手を動かしていると頭が活性化されて面白い事が浮かんだりするものです。多分、そういう事が日常的に出来る空間を欲していたのだと思います。
あとは単純に学生の頃に自由な一軒家の暮らしを味わってしまったので、寮生活がなんとも味気なくて「何かが足りない」と思ってしまったのでしょう。
結局はまたそんな事を考えて、私はまたまた自由にDIYで改装ができる家を探し始めたのでした。

地方では結構ある?改装OKな賃貸物件

POPEYEのいえ」では物件探しに苦労しました。この時も中々見つからないだろうと考えていましたが、なんと数日で3件程回答が来ました。週末に見て回り(当時お世話になったのはCentury21)その中で諸々条件が良かったのが下の写真の平家。(隣も空き家だったが二階建てであまり興味をそそられなかった。)

青い瓦屋根の平屋の写真
大きめタイプの平屋

ちなみに不動産屋さん曰く「地方では借り手が少ないから、こういう物件は結構ありますよ。借り手が見つかって大家さんも喜んでました」との事。こういった実情が現在の「空き家バンク」にも繋がってるのかもしれませんね。

見て頂くと分かる様に室内もごくふつうの民家です。広さがありますが、学生の頃に住んでいた「POPEYEのいえ」をグレードアップした様な 平屋のいえ でした。家賃もグレードアップして7万と学生の頃の約2倍でしたが、予算的には問題なくDIYの素材としては十分すぎるのでいろいろと腑に落ちた物件でした。(いま思えば一人暮らしだし、もう少しコンパクトな物件でも良かったのかも…)

平屋のいえの間取り
一人暮らしには贅沢過ぎる広さ

DIY改装の振り返り

そんな風にまたもや程良い物件を見つけてしまい引っ越してきたわたくし。就職して資金も潤沢(といっても小遣い程度)だったからか週末は思いっきりDIYを楽しみました。 以降では当時を思い出しながら、改装した箇所を振り返ります。
下の画像で見たい部屋をクリック(タップ)するとその内容にジャンプします。(じっくり見て頂ける方はそのまま下へスクロールを。)

ひらやの家の間取り 寝室 玄関 書斎 リビング キッチン 洗濯・物置場 トイレ 風呂 廊下

1. 安眠できるシンプルな寝室

OSB合板の床のシンプルな寝室

POPEYEのいえ」では改装の猶予がありましたが、この時はそれが出来なかったので、住みながらの改装となりました。どこからやるべきか考えた結果、まずは安眠出来る寝床の確保だ!という事でいちばん初めに着手した寝室。眠る事だけに集中出来るシンプルな寝室を目指しました。

まずは空気清浄化のために壁を漆喰塗り(写真下)。ただこの時が初めての漆喰塗りで、なんと砂壁に漆喰を直接塗るという大胆な行動に…。当然のごとく塗る時に水分が吸われるので漆喰が伸びずに非常に塗りづらかったです。

トロ舟の漆喰をすくう様子
こて板の漆喰もなんだか固そう

塗ってくっつかない事はないのですが、水分が吸われて漆喰がすぐに硬くなります。壁に付くようにかなり力を入れて塗り込むために筋肉痛になるほど無駄な力も使いました。上の写真ではクシ目という模様を付けてありますが、これもなんだかボソボソ…。本来はもっと柔らかい状態で線を引くのでこんなにボソボソしませんし、壁に塗る時も力はそれほどいりません。これはあくまで失敗例。

畳をはがして根太を組んだ上で漆喰塗りをする写真

砂壁みたいに漆喰を塗ると水分を吸う壁は、水分を吸われない様に「水引調整」(城かべシーラーとか塗る)をしますが、そんな事考えもせずただひたすら塗っています。運が良かったのか数年経っても剥がれ落ちたり、アク(シミ)が出る事はありませんでしたが、作業効率を考えたら迷わずシーラー塗布をおススメします。(塗り面積が広い場合はなおさら!)

ちなみに漆喰の脱臭機能はすごく実感しました。引っ越した当時は古い家の臭いが気になっていましたが、塗った後は気にならなくなり、人に聞いても無臭に近い印象だったそうです。

そして上の写真にもありますが、床は畳が古かったので剥がしてOSB合板の床にしました。畳をはがして出てきた床板の上に2×4を並べて下地を作り、その上にOSB合板を載せています。畳は厚み55mmでしたが、それに代えて2×4(厚み38mm)+ OSB合板(12mm)なので仕上がりは畳より5mm程下がりました。ちなみに、今見ると2×4はもっと間引いても良いしスタイロフォームとかで断熱しても良かったかなと思います。

改装した和風モダンな寝室

OSB合板はオイルステインのウォルナットをうすめ液で薄めて塗ったら濃淡も出ていい感じになりました。OSB合板はおもて面がすべすべに仕上がっているので、塗料もするっと伸びて塗り易く安価なのもポイント。柱と天井は薄めずにオイルステインのウォルナットで塗装しています。ブラインドはニトリのものがぴったりで、ベッドマットレスはFrancFranc、サイドテーブルは自作です。

朝日や夕日が入った時の表情も、白熱球で照らされた夜の表情もなかなか良かったです。玄関すぐ横の部屋だったので疲れて帰って来た時とかすぐ寝れたのも〇でした。押入れは前回の家でも使い勝手の良かったぶち抜きスタイル。衣装ケースが置いてある天袋はもうちょっとやりようがあったと思いますが、この当時はこれ以上こだわって作る気概がなかったんでしょう(笑)

2.長~い廊下

古い民家の長い廊下

寝室から一番奥のキッチンまで続く長い廊下の壁も漆喰を塗りました。玄関から奥までよく見える所なのでなかなか面積がありますが頑張った部分です。毎週末に少しずつ進めましたが、上の方は脚立に上らないと届かないので時間が掛かるし中々時間が掛かった覚えがあります。

和風の日本家屋に漆喰を塗る様子
毎週末少しずつ進めた

そして同時に天井に照明の長いダクトレールを新設しました。これだけでも雰囲気がよくなります。

和風の天井に照明のレールダクトを設置
照明で雰囲気が変わる

そんな感じで廊下もだいぶスッキリしました。

古い日本家屋の長い廊下

3. デスクワークがはかどる仕事部屋

白熱球で落ち着いた印象の仕事部屋

次に仕事部屋に着手。この家唯一の洋室だったので、内覧の時からここは創作やデスクワークがはかどる仕事部屋にしようと考えていた部屋でした。

輸入丸窓
縁側と仕事部屋を隔てる壁に付けた丸窓

一番のポイントはこの丸窓。仕事部屋からも庭を見ながら仕事がしたかったのと机上に少しでも自然光を入れたかったので、洋室のクローゼットを解体して縁側とを隔てる壁を壊してそこに丸窓を取り付けました。ちなみにこの丸窓は近所の建材屋さんのアウトレットで2万円程!

ベニヤに綺麗な円を切り抜く方法の写真
壁となるベニヤに正円を描いているところ

丸窓がはまる壁はこんな風にベニヤに正円を描いて(写真上)切り抜きました。大きい円を描く時にはこの方法が便利です。円の中心を固定して、出来るだけ距離の変わらない素材の先に鉛筆を付けて回して描くという方法。糸でやる方もいますが、糸は伸びたりするので注意が必要です。

中心を固定して大きい円を描く写真

次にクローゼットを解体して、丸窓を固定するための「まぐさ(窓上の下地)」と「窓台(窓下の下地)」を入れました。床は薄めのベニヤだったので一度剥がして2×4で張り替え。壁を剥がした中にはちょうどいい高さの胴縁(下地)があったので、そのまま利用してワークデスクの天板を載せました。

クローゼットを解体して丸窓を設置

クローゼットを解体

胴縁に棚板を天板

床板とデスク天板を取付

縁側の壁に丸窓

反対側の壁も造作

そしてクローゼット上の天袋は、そのままだとかっこ悪かったので装飾としてFIX窓っぽいものを付けることにしました。ガラス部分はプラダンで暗くならない様にして枠は1×4材です。

プラダンを希望のサイズにカットする様子

プラダンで明るさも確保

台の上でルーターを平行に移動させる様子

枠をカットして溝をつく

マキタのルーターで木に直線の溝を掘っている様子

木工ルーターが活躍

枠を塗装してコの字に組立ててから、枠の内寸に掘り込み深さを足した大きさにカットしたプラダンを差し込んで上の辺を被せネジ留めして枠は完成。あらかじめこの大きさに抜いておいた壁に入れ込み、両サイドに柱があったのでそこに木ネジで固定して設置も完了です。

塗装された装飾窓の木枠

枠を塗装して組み立て

プラダンが嵌め込まれた木枠の装飾窓

プラダンを入れて組立完成

壁を抜いたところに木枠の装飾窓をはめる様子

壁に入れ込む

最後に壁は仕事中の空気もフレッシュにしたいと思い消臭効果があるという漆喰にしました。こちらも寝室同様、いきなり壁に漆喰を塗っています。。(※寝室と違い一部プリント合板仕上げの壁があったのですが、数日経つとそこは黄ばみと浮きが出ました。皆さんはシーラーを塗って下さいね。)
玄関とを隔てる壁は採光のために一部を抜いて木枠にはめたプラダンを入れました。

砂壁に漆喰を塗った様子

懲りずにそのまま漆喰を塗る

漆喰を塗り進めていく様子

玄関への採光のため壁を抜く

玄関に繋がる壁を抜き採光をとった様子

木枠とプラダンで採光窓に

そうして出来た部屋がこちら。天井は教室みたいな天井(ジプトーン)だったので水性ペンキで白に塗装しています。ブラインドはいつものニトリで、天井照明はシーリングファンに替えて空気の循環を優先、明るさは自作の可動式アームの間接照明で確保しています。

白熱球で落ち着いた印象の仕事部屋
暖色系でなかなか落ち着く仕事部屋になった

PCデスクはごちゃごちゃしてますがこんな感じに。(DELLのPCタワーがデカすぎて時代を感じます)

丸窓のあるワークデスクの様子

肝心の庭が見えている写真がひとつも残っていませんでしたが、いつも丸窓の先に庭を眺めながら仕事していたものです。

黒とウォルナットでシックにまとめられたPCデスク
丸窓の奥に縁側が見える

もうちょっと片付けたPCデスクの写真がこちら。デスクは幅が1200mm奥行きが800mm程だったと思いますが、やっぱりこの位は欲しいものです。(このブログを書いてる机より広いからなんだか悔しい…。)

4. 和風を残した玄関

和風でおしゃれな玄関

仕事部屋とほぼ同時に進行したのが玄関。ここは両側が壁に挟まれてとにかく暗かった。日本家屋なので余計に寂しさが強調されてしまいます。(写真下)

木の格子戸の玄関

ただ床が土間コンだったり、玄関扉が木の格子戸だったりと元々の雰囲気は良かったので、手を加えるのは最低限でいいかなと思っていました。

DIYで自作した下駄箱におしゃれに革靴が並ぶ様子
自作した下駄箱に西日がさす

その一つがこの下駄箱。至って簡単な構造です。2×8を枠状に組んで2段に重ね、棚板を付ける時に同時に外側の側面から木ネジで固定します。最後に脚を付けてオイルステインで塗装して完成です。

2×8を枠状に組み立てるためにコーナーを仮止めする様子

枠状に組むため仮組しているところ

2×8で下駄箱の枠を作っている様子

2段に重ねた状態で棚板を付けていく

2×8を接ぎ合せて下駄箱を自作する様子

最後に脚を付けて完成

もう一つ手を加えたのが両サイドの壁で、一度抜いて木枠のプラダンFIX窓に替えて少しでも採光をとりました。今だったらもう少し凝ったFIX窓にして、玄関引戸と見た目を合わせて曇りガラスを入れて更なる統一感を出していたかも知れません。

木格子が和風な雰囲気の玄関

遊びに来た知人のロードバイクもかっこよく置けちゃいます。というか、和風の玄関にロードバイクってなんだか絵になる。そしてなんだか分からないけど京都っぽい。

玄関に置かれたBASSO DEVIL
Franc Francの照明

照明はFranfranc

石臼に西日がさす様子

扱いに困った石臼

下駄箱の革靴

靴も沢山並べられる

照明はFranfrancで見つけたもの。和風のインテリアにデザイン照明は絵になります。あと最後まで使い道に困ったのが、初めから置いてあった石臼。水を溜めてお庭で使うのが良かったでしょうか。下駄箱は一人暮らしの割に靴が多かったので、沢山綺麗に並べられて満足していたのを覚えています。

5. 和風だけどナチュラルなキッチン

和風だけど白とウッド基調のナチュラルなキッチン

次に取り掛かったのがキッチン。前回の POPYEのいえ では暗い印象のキッチンで女の子ウケも良くなかったので、もうちょっと明るくてナチュラルなキッチンを目指します。でも下の写真でも分かる様に改装前は中々な荒れ具合。

民家の汚れたキッチン

まず思いついてやってしまったのが、またもや土壁のぶち抜き。汚れるし初めにやってしまおうと、シンクと逆サイドの壁を抜いた写真です。なぜここを抜いたかというと、友人が来た時に料理を作ってここから隣の部屋に「はい、できたよー」ってやりたくなっちゃったから。(まあ一回もやりませんでしたが…)

土壁を抜いて竹小舞が出てきた様子

土壁の中には補強の竹小舞が

竹小舞を切って向こう側の押し入れと繋げた様子

向こう側は隣の部屋の押し入れ

大工さんなんかは慣れてるので電動丸ノコ土壁と中に入っている竹小舞を一緒に切る様に抜いちゃいますが、ものすごい砂埃が出て部屋中に舞うのと、やはり危険な方法なので私はおススメしません。
私はハンマーで少しずつ土を崩していって、ノコギリで竹小舞を切るという地道な方法でやりました。丸ノコほどは砂埃も出ずに(と言ってもまあまあ出ますが)素人でも時間を掛ければなんとか出来る方法です。

土壁を抜いた後に木で補強した様子

土壁の端部に木で見切りを付ける

押入れを有効活用してお酒類をディスプレイした様子

棚板を付けてディスプレイスペースに

大体崩したら切り口がぐちゃぐちゃなので、木で見切り(写真左)を付けます。まだ壁に漆喰を塗って仕上げたりと時間が掛かりそうなので、とりあえず棚板を付けてディスプレイスペースにしました。

和風のキッチンを小奇麗に改装した様子
シンク上の蛍光灯は白熱球に替えた

その後はちょこちょこ壁や天井を白く塗ったり、シンク下の扉を塗ったりして白とウッド基調でまとめていきました。この頃色に迷ったら白!って決めてたし、今見てもそんなに嫌じゃないです。柱や建具も全部白!という選択肢もあったかなと思いますが。

和風のキッチンにアメリカンなシェードランプ

照明は洋風だけど白をチョイス

白いシンプルな陶器のソープディスペンサー

ソープディスペンサーも白

台所の窓を利用した換気扇

窓を利用したアジのある換気扇は元から

いかの肝焼きとかつおの刺身

イカの肝焼き

気に入っていたのが、写真左の「出窓」と「台」みたいなスペース。シンクの左側は造り付けの棚になってて結構な収納力だし、シンク前は洗った野菜とかちょっとしたものが置けて、調理の際にもとても便利でした。(解放感を出すために出窓にあった既存棚は撤去)

立ち上がりの部分にある白いタイルがかわいくて何気に絵になります。お酒類をディスプレイしたりして楽しんでました。全面に自然光が入るのでガラスが写真映えして撮ってても面白かった。

6.ちょっとカフェ風のトイレと洗面所

ペールグリーンの壁がおしゃれなトイレ

次はトイレ。ここは内覧の時に「ぼっとん」かなぁと恐れていましたが、トイレ自体はまさかのリフォーム済の洋式トイレで嬉しい誤算。とはいえ、壁とか洗面台とかは生活感ありありな感じだったので自分好みに変えました。

昭和な感じの古い洗面台

ピンクのタイルとか、もうホントやだし引っ越してきてから一番テンションの下がる場所だったので、なんとかガラッと変えたいと思っていました。まずは写真にないですが洗面台のシンクを白から茶色に変えました。これ、今ならしないですが油性ペンキの二度塗りです。強引!(笑)たまたま良い感じに表面がガサついていたので塗れたのでしょうが、新しめのつるつるシンクだと塗料がのらずに塗れないと思います。(プライマーの使用を推奨)

洗面所の壁を塗装するのに養生する様子

鏡や洗面台をマスカーで養生

昭和レトロな洗面所の壁をDIYで塗装

柱などのマスキングはガムテープも便利

ペンキで塗装する前にトイレを養生する様子

トイレの便座も養生して壁を塗る

そして壁の色を微妙なグレーから、カフェのトイレのみたいな洒落たペールグリーンに。印象も明るくなりました。

茶色に塗装された洗面スペースとペールグリーンの壁
ガラスの棚はもう少しカッコよくできたのでは…
和風の洗面所を洋風にリフォーム
トイレの方から。右手が洗面台。

ペールグリーンっていうのは淡めのグリーンです。タイルは濃い茶色に塗ってます。タイルに塗るコツは初めからべったり塗らずにガサガサに塗る感じでしょうか。3年程使用してもぺりぺり剥がれてくるような事は無かったですが、基本は下地にプライマーを塗る事をおすすめします!

ペールグリーンの壁がおしゃれなトイレ

改装済みだった白い壁紙もペールグリーンに

流木と砂利石を活用したトイレタンクのDIYアイデア

流木と砂利石で味付け

昭和型板ガラスのつづれがおしゃれな木格子の引戸

レトロな型板ガラスが良い

昭和レトロなスイッチ

レトロなスイッチはそのままに

7.スペックを持て余したリビング

黒い壁でおしゃれな和風のリビング
退去前には少しインテリアもまとまりかけていたが…

改装も最後の方になってしまい色々中途半端で終わってしまったリビング。8畳二間に縁側付きで引戸を外して解放していたので、とにかく広くて改装は遅々として進まず全然まとまらなかったです。完全に自分の力不足で、居間のポテンシャルを活かしきれずに持て余してしまったので非常に心残りだった事を覚えています。

生活感のある和風のリビング
色々仮置きになっていた生活感のある居間

広いがゆえに、周りの部屋を改装している間の「仮置き場」と化していました。材料や工具も置いていたのでまさにカオス。この頃はいつも「居間をどげんかせんといかん。」と思ってました。

まずはTVを置くスペースが欲しいと思い、押入れだった所の棚板を解体してすっきりさせました。おそらく先に棚板を作り付けてから土壁を塗っているので、差し込んであった所にはへこみが残りますがここは硬めの漆喰を練って詰め込んでおきます。

押入れの解体の様子

押入れを解体する

押入れの棚板を撤去後に土壁を補修している様子

土壁のへこみを漆喰で補修

土壁のへこみに漆喰を塗り込んでいる様子

漆喰を詰めてフラットにしていく

そして集成材を買ってきてTV台を製作。オーディオの配線をいじったり簡単に出来る様に底面にキャスターを付けて移動できるようにしました。3枚目は出来上がったTV台を仮置きしてみた様子です。

タモの集成材でテレビ台を作る様子

厚めの集成材でTV台を作る

テレビ台にキャスターを付ける様子

底面にはキャスター

TV台を仮置きしてみた様子

上の写真にもあるなんとも言えない模様のカーテンは全てロールスクリーンに。畳はかなり使用感があったので、シーチング生地を貼って粗隠し。これだけでもだいぶ印象が変わります。

カーテンをロールスクリーンに変えた様子

カーテンをロールスクリーンに

畳にシーチング布を被せる様子

畳を裏返してタッカーで留める

畳に色の違うシーチング布を被せた様子

同系色で微妙に違う色にした

不要な建具はガラスを抜いてから結束バンドで束ねてCDを置いたり小物を飾るラックとして活用。3枚目写真手前の棚はこの家にもともとあった下駄箱を清掃してニスを塗り本棚にしたもの。

外した格子ガラスの建具

大量に出た不要な建具

建具を束ねて再利用できないか考える様子

ガラスを抜いて束ねてみる

和風のインテリアに緑のソファ

CDや小物を置く棚として活用

壁は土色の壁のままでも良かったのですが、仏壇の壁は白かったりしてバラバラだったので、統一感を出したいと思って黒に塗ってみました。結果、空間が締まって良かったのですが、柱を濃い茶色にして締める方法もあったと思うのでいまだに悩ましいポイントです。

土壁を黒に塗る様子

隅から塗っていく

赤い線はオーディオの配線

土壁を水性塗料で黒に塗っていく

迷わず全体を塗っていく

床の間なんかは、そのままの色だとやはり和風が色濃くでてしまうので塗りたくなった一因でもあります。この時に「侘び寂び」みたいな感覚を持っていればまた違った選択をしていたと思います。

8.アジアンリゾート風?な風呂場

ここもトイレと同じくユニットバスにリフォーム済みだったので、前回の様な寒い思いはしなくてすみました。ただ、少し普通過ぎてテンションが上がらなかったので、ちょっとだけいじる事に。

床の色がなんか嫌です。もうちょっとアジというか暖かみのある脱衣所にしたかったので、床にウッドタイルを敷き詰める事にしました。バスタオル等を置く場所もなかったので棚も自作します。

ウッドタイルをサンダーで滑らかにする様子

ウッドタイルをサンダーがけする

ウッドタイルをオイルステインで塗装する様子

ステインで塗装

棚を載せる下地を造作する様子

棚を載せるための下地

素足で歩いてもいたくない様にウッドタイルをサンダー掛けしてステインで塗装。(上写真左)棚は壁のネジが効きそうなところを探して下地を取付けてから板を載せています。(上写真右)通気性を考えて、その上には丸棒を使ったタオルラックを自作しました。(上写真中)

バスタオル等を置く棚を自作

途中の写真はなかったですが棚はこんな感じに出来上がりました。いま見返してみると、窓に茶色か白のブラインドを付けて左に鏡を利用したドレッサーみたいな棚を造り付けた方がもっと格好良くなっていたかなと思います。あと、タオルは同じ色のもので揃えて綺麗に並べたらベターでしたね。

木を使った暖かみのあるシャワールーム

引きで見るとこんな感じです。木の色を揃えたのでごちゃごちゃせずに良い感じではないでしょうか。意図せずアジアンリゾート風になってしまった感もありますが、床のウッドタイルなんかは来訪者に「なにこれ、洒落てるねー」と中々好評でした。

9.ランドリールーム 兼 物置(旧風呂場)

ここは後回しになっていた箇所です。この家には「旧風呂場」がそのまま残っていました。丁度、洗濯機置き場がなかったしお風呂場だから排水口もあったのでここをランドリールーム兼物置にする事にしました。水道も止めてあり、随分と使われていなかったので湿気も無かったのですが、見た目がどうもいけてなかったので少し手を入れました。

お風呂場を使わない様にして物置に改装した様子
板壁はもともとのものでタイルを白に塗装した

上の写真は完成後ですが、下の写真の様に壁の下部分と床は古くさいタイルでした。これをアジとして許容する懐の広さは当時なかったので油性のペンキで白に塗りました。

古いタイルにDIYで油性ペンキを塗る様子

油性のペンキで塗っていく

風呂場を油性塗料で塗って乾かしている様子

床も塗っていく

風呂場をDIY塗装した後に扇風機で乾かしている様子

早く乾く様に扇風機で乾かした

洗面所と同じく、古いタイルで表面がガサついていたから上手くいったのだと思います。一回目は下地が見える位カサカサに塗って、二度目で仕上げという感じで上手く塗れました。ここも後から剥がれてくる事は無かったですが、基本は「プライマーを塗ってから塗りたい色で塗る」がセオリーという事はお忘れなく。

古い浴槽を油性ペンキで塗った様子
無理くり塗れば塗れない事もない?

あとは使われていない配管もあってじゃまだったのでパイプカッターで切ったりとかもしました。少しずつ締めて行きながら回すだけで簡単なのでDIY初心者には重宝するツールです。

パイプカッターで水道配管を切る様子
右下は洗濯機の蛇口

旧浴槽もよくある水色のやつだったので、壁と同じ白に塗り上げて収納スペースに。退去時に戻すカーテンとかあまり使わないシーズン物とか入れる様にしてました。上に板を渡して更にモノが置けるようにしたら、見た目もスッキリで「古くさいお風呂感」は無くなったので良かったのではないでしょうか。

古い浴槽を塗装して再利用した収納スペース
漬け置き洗い用の桶としても重宝するかも

こんな感じで最低限すっきりさせたランドリールームでした。

旧風呂場をDIYで改装した様子

10. おまけ 廃材利用の照明とか

その他、こんなものもDIYで作ったりして楽しみました!

ガラリを再利用したフロアランプ

ガラリを再利用した照明

DIYで製作した竹の集成材のサイドテーブル

ベッドサイドテーブル

端材を利用したサイドテーブル

端材を利用したサイドテーブル

11. 大好きな改装も広すぎて大変だったけど…

いかがでしたでしょうか。いま振り返るとDIYへの熱意やスピードも、前回「POPEYEのいえ」より進化した感じがします。ただ、とにかく広くて塗装にしても漆喰塗りにしても時間が掛かり大変でした。DIY改装2回目の自分には持て余した感が否めなかったなあと思います。
でも、電動工具やら新しい材料に挑戦し始めたのもこの頃だったし、いま見ても面白いと思える改装も出来たので経験を積むという視点ではとても良かったです。何事も経験あるのみです!というわけでyorozunoの改装2軒目のおはなしでした!